お世話になっております。
LEVEL4桑原です。
さっそくですが、先日の続きです。
前回はここまででしたね。
A/Tとトルコンを取り外し、新品を組み込んでいきます。
作業自体は大がかりなもののそこまで複雑な作業ではありません。
ですが、気を付けなければいけない事が。
それはトルコンについて!!
この部品は昨日のブログで簡単に説明しました、扇風機装置が中に入っています。
扇風機は片方のプロペラが回ると、その風を受けてもう片方(向かい合わせ)のプロペラが回りますよね?
しかし、当たり前ですが車は風では回りません。
風ではE/Gの力をA/Tには伝えられません。
その為、この扇風機装置ことトルコンの中にはオイルが入っています。
このオイルが風の代わりになるんです。
何が言いたいかと言うと、トルコンの中にオイルがしっかり入っているか確認する事!!
仮にオイルが空の状態で組んでE/Gをかけると、トルコンが焼き付いてしまいます!!
確認を済ませたら、いよいよA/T装着です。
ミッション・ジャッキを使って持ち上げ、ボルトを締めれば完了です。
さっそく試運転!!とはいきません。
A/T本体の中にも、専用のオイルが使われている為、取り付けたらオイルを入れていきます。
画像が無くて申し訳ないのですが、このオイルを入れる作業、非常に大切な作業で、ただ規定量を入れれば良いと言う訳ではありません。
空っぽのA/Tに一番最初にオイルを入れる際には、車種毎の決まった手順があり、それを守らずに規定量をただ入れただけでは、A/Tの複雑な構造上きちんとオイルが循環しません。
オイルが循環しなければ、せっかく新品のA/Tもすぐにゴミと化してしまいます。
もちろんLEVEL4は適切な手順でキッチリとオイルを入れましたので!!
オイルを入れて点検後に試運転を行い、これで作業が完了となりました!!
簡単な内容ではありますが、本日はこれにて失礼致します。
それではまた!!