お世話になっております。
LEVEL4桑原です。
ついにやって来ましたね12月!!
2014年も残す所あと僅かとなりましたが、皆様どーですか?
やり残した事はないですか?
また今度なんて考えていると、すぐに年明けちゃいますよ?
かく言う私も色々と今年中にやるべき事がたくさんありまして…
色々と焦っております!!
この年末の忙しさってなんなんでしょうね?
師走とは良く言ったものですが私の場合、走るどころか爆走する勢いです!!笑
さて、そんな何かと忙しい12月はどーしても車の事故が増えますよね?
私、今日も事故見ました。。
この時期は皆さんケッコーなスピードを出すんですよね…
急いでいるのは解るんですけど、ブレーキが間に合わないスピードじゃ危険なだけです。
危ないので安全に急いで下さいね?
そんな今日はブレーキにまつわるお話を…
ブレーキを踏むと車は止まりますが、なんで止まるのかを考える方ってあまり居ないですよね?
簡単に説明しますと、ブレーキ・ペダルを踏むと、ブレーキ・パッド(もしくはシュー)が動いてディスク(もしくはドラム)を挟み、その摩擦で速度を落とすんですが、2tなんて楽に越えるアメ車を止めるとなると、物凄い力が必要です。
ですから皆様のペダルを踏む力を、より強力にしてブレーキ・パッドに伝える装置、ブースターとマスターがあるのです。
マスターの中には専用のオイルが入っており、ブースターからマスターに伝わった力はオイルを使ってパッドまで伝わるんです。
まぁ詳しくは色々とあるんですが、ザッッックリと説明するとこんな感じです。
え~、前置きが長くなりましたが今回ご紹介したいのは、
ブレーキ・フルードについてなんです!!
ブレーキと言うと皆様はブレーキ・パッドに関心が行きがちですが、新品のパッドを付けていてもそこまでしっかりと力が伝わらなければ意味がありません!!
画像左はおよそ1年間使用したもので、ご覧の通り濁っています。
ブレーキング時の熱、酸化、パイプ内の汚れなどが主な原因です。
右の物と比べるとだいぶ違いますよね?
このフル-ド、そんなに頻繁に交換は必要ないですし、画像のように汚れているからといってすぐに不具合が出るわけでもありません。
しかし!!
出ないとは言い切れない!!
ブレーキ・フル-ドは劣化が進むとブレーキの熱で沸騰しやすくなります。
沸騰したブレーキ・フル-ドはパッドに力を「全く」伝えられないんです。(教習所で習いましたね)
なってからでは遅いですよね?
正直、パッドは減ってきてもブレーキは効きますし止まる事はできます!!(限度はありますが)
ですが、フル-ドが沸騰してしまえば、本当に「全く!!」効きません!!
ですので、当店では車検の際にブレーキ・フル-ドも交換しております。
未然に大きな事故を防ぎ安心して車に乗ってもらう事が、私たちのしごとですので!!
ちなみに、作業風景の写真を撮り忘れてしまった為、フル-ドの写真しかありません。
誠に申し訳ありません。
…
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フル-ドを交換したからと言って劇的にブレーキの効きが良くなるわけではありませんが、重要な役割を持つ事と、劣化していく物である事は間違いありません!!
皆様の愛車、ブレーキ・フル-ドって交換したのはいつですか?
覚えがない方、危ないですよ~?
…。
なんて長々と書きましたが、毎日の運転で大切なのはフル-ドでもパッドでもなく、「心のブレーキ」ですよ?(これが言いたかった!!笑)
それでは今日はこの辺で。
失礼致します!!