お世話になっております。
LEVEL4桑原です。
ようやく少し落ち着いて来ました!!
ブログのネタが色々と溜まっていますので、徐々に放出して行きます!!
アメ車のオイル漏れ。
最早、宿命ともいえる症状の一つですが、原因は様々です。
代表的と言うか一般的にはガスケットやシールと言った、解り易く言えばパッキン的な働きをする部品の劣化が原因。
その次がパイプやホースのヒビや亀裂などでしょうか。
ガスケットやシールは様々な場所に使われていて、エンジンの下にあるオイルパン・ガスケットなんかは良く滲んできますが、今回はエンジンの後ろ!!
ボンネットを開けるとエンジンの前側は見えますよね?
プ―リーやベルトなんかが見えると思います。
では後ろは?
エンジンの後ろは、ジャッキで車体を持ち上げても見えませんし、リフトで持ち上げても当然見えません!!
エンジン後ろにはこいつが付いているんですね。
オートマチック・トランスミッション。
良くオートマとかA/Tとか言われている物です。
こいつがE/G後部にに取り付けられている為、下から覗いても見えないんですね。
これがE/Gの後ろ側。
中央の丸い部分がクランクシャフトで、この部分にフライホイールが付きトルコンが付きA/T本体が付いています。
A/Tについての話はまた今度にするとして。
この後ろ側のクランクシャフトにはオイルシールが使われており、カバーからオイルが漏れないようになっているんですね。
取り外したカバーがこちら。
丸い穴にオイルシールが入ります。
カバーとエンジンの間にはガスケットが使われ、しっかりと密着しているんです。
この部分、正直良く漏れます。
下まわりを覗いて見た時に、エンジンの後ろ側、A/Tとのつなぎ目付近が滲んでいれば、可能性は高いです…。
こちらがエンジン側です。
カバー取り付け部を綺麗に清掃し、凹凸が無い事を確認してから取り付けです。
こちらがクランクのオイルシール。
白い部分は変形防止のプラスチックですので使いません。
こちらを先ほどのカバーの丸い穴に慎重にはめ込み、後は組みつければ完了です!!
場所が場所なので、少々大がかりな作業ですし、それなりの料金にはなりますが、オイル漏れ…
舐めていると大事になっちゃいますよ?
晴れた日に下まわり、覗いて見て下さい。
変な滲みありませんか?
一度滲んでしまえば、自然に良くなる事は200%あり得ません!!
漏れ止め剤なんかも最近は色々な種類が出ていますが、使用を否定はしませんがあくまでも延命措置だと言う事を頭に入れておいて下さい。
決して修理ではありませんからね?
それではまた。