お世話になっております。
LEVEL4桑原です。
皆様G・Wはどうでしたか?
遠方に行かれた方も、そうじゃない方もゆっくりと羽根を伸ばす事ができたでしょうか?
ありがたい事に、私もお休みを頂き関西の方に行ってきました!!
しかしまぁ車で行くとなると遠いですね…。
ですが、色々と見てまわって美味しい物を食べて心身共にリフレッシュして来ましたので。
5月病なんて吹き飛ばして!!
5月病なんて吹き飛ばして!!!!(大事な事ですので。)
ガツガツ作業を進めていきます!!
さて、この間も紹介したシボレー/カマロの修理。
全てではないですが部品が届いたので作業を進めています。
今回はO2(オーツー)センサー。
O2、学生の時に習った元素記号、覚えていますか?
O2は酸素の事。
このセンサーは車の排気側(エキマニやキャタライザ)についています。
つまり、排気ガス中の酸素を計っているんです。
車は空気とガソリンが混ざった混合気を爆発させる事でエンジンが回りそれが動力になりますが、その爆発は完全燃焼に近ければ近いほど良いんです。(当たり前ですが)
その為車は、様々なセンサーを使い燃料の濃さ、吸入空気の量、点火のタイミングなんかを常に修正しながら動いています。
このO2センサーもその一つ。
排気ガスの酸素濃度を計る事でそのデータをもとにコンピューターが修正を行うんです。
さてこのO2センサー、カマロの場合左右のエキマニに付いているんですが…
!?
誤解の無いよう説明致しますと、もともと線が切られています。
本来ならセンサーからカプラーが出ていてそれが車両側のカプラーに付くのですが…
配線になにやら怪しげな加工が施されています。
このカマロは左右のエキマニに2本、キャタライザ後部に1本で計3本のO2センサーが使われています。
画像は運転席側のO2なんですが、調べてみると切られた線が助手席側のO2の線に繋げられていました。
おそらくですが、片側のセンサーが不良になり、交換をせず配線だけ加工をしたと思われます…。
O2の信号は車の燃調に関わる非常に重要な信号。
その配線が加工されていては故障の原因です!!
と言う訳で新品に交換しました。
もともと付いていたセンサーと形が違いますが、ちゃんとした純正品です。
少し年数の経っているアメ車はこのように部品の品番が変わっており、別の新しいものになっているんです!!
配線もこれが本来の正しい取り付け。
センサーからちゃんとボディ側のカプラーで取り付けられています!!
写真で見ると簡単ですが、カマロのこの作業、工具を当てるスペースがだいぶ狭い為少し苦戦しましたがこれでバッチリです!!
残りの作業も後僅かとなりました!!
それではまた!!