お世話になっております。
LEVEL4桑原です。
今日はなんだか妙な天気でしたね。
お昼くらいまでは暖かい春めいた気候でしたが、急に天気雨が降りだし、すぐ止んだと思ったら冷たい風がビュービューと…。
天気予報でも西日本の方は大荒れとの予報も出ていましたし、この時期はなんだか落ち着かないですね!汗
まぁ三寒四温と言う言葉もありますから、ここ最近のパッとしない天気も春が目の前まで来ている証拠なんでしょうね!!
そんな中入庫しましたESV。(エスカレードのロングモデルですね)
こちらの車両は、ショックと触媒の交換作業です。(触媒の方は修理実績にて載せてますので、覗いて見て下さい!!)
こちらが取り外してばらした物で、
これがショック・アブソーバ、所謂ショックです。
車の足回りと言えば、まず浮かぶのはこのショックかサスペンションじゃないでしょうか?
この二つの部品は二つ揃って初めてしっかりと機能するんです。
サスペンション、通称サスは金属のバネです。
バネは縮めると伸び、伸ばせば縮む、つまりビヨンビヨンしながら元に戻ろうとしますよね?
その特性を生かし、路面から伝わる衝撃をビヨンと吸収してくれます。
ですがこのサスだけですと、衝撃が伝わる度にビヨンビヨン…と揺れが収まりません。
そこで仕事をするのがショックなんです。
筒状のショックの中には専用のオイルが入っており、そのオイルを使って油圧を発生させる事で、サスの揺れを丁度良く抑えてくれるんです。(減衰力)
エスカレードのショックは車両に取り付けられたコンピューター(モジュール)によって制御されており、車が自動で減衰力を調整して快適な乗り心地を生み出しているんです。
サクッと交換したいですが、取り外した時に気になってしまう錆や汚れ。
せっかくショックを新しくするのにプレートがこんな具合だともったいないですし、過去にもブログ内で錆・腐食について書きましたが、百害あって一利なしです!!
ブラストと言う装置を使い錆を綺麗に落とし、その上から防錆塗料を拭けば、
ばっちりです!!
せっかくですから全体的に綺麗にして防錆塗料も塗りました!!
サスの部分も金属ですから錆が出てきます。
流石に錆びて折れたサスは私自身見た事はないですが、錆びると言う事は可能性は0ではないですし、何より汚いと見栄えが悪いですから!!
後は元の位置に組み付ければ終了です!!
この後は、ショックと通信しているモジュールの方も点検して行きます。
それではまた!!