お世話になっております。
LEVEL4桑原です。
相変わらず忙しい毎日ですが、なんとか順調に仕事をこなしております!!
しかし寒い!!
予報によっては明日の朝は雪が降るとか降らないとか…
何も冬支度をしていない私としては、最早降るなら降れ!!ぐらいに開き直っております。笑
いや、降ったら困っちゃうんですが…
さて、そんな寒さで人生初となるあかぎれに悩まされている本日は、ブレーキパッドについて少し…
画像に写っているナビゲーター、ブレーキパッドの交換作業なんですが、皆さんはブレーキパッドの交換時期って知ってますか?
音が鳴ると時期なんて話もありますが、それはパッドの残量が限界の時。
本来であれば、音が出る前に交換するのがベストです。
パッドが減って、限界値に達すると、
これは取り外したパッドですが、L字の板が付いているの解りますかね?
このL字がディスクに当たり、それはもう耳障りな音を出してパッドの限界を教えてくれるんです。
ですが、この外したパッドは音が出ていませんでした。
何が言いたいかと言うと、画像のパッドよりも薄くならないと、車はパッドの残量を教えてくれないんです!!
更にその際、音が出ると言う事はL字がディスクを引っ掻く事になりますので、パッドだけでなくディスクも交換!!なんて事になりかねません!!(あまり無いですが)
そして何より、ブレーキはドライバーの皆様の命に直結する部品であると言う事!!
ですから、細かく点検しなければならないんですね。
さて、こちらが取り付ける新品のパッドなんですが、このまま組み付ける事は致しません!!
実際、このままの状態で組んでも問題はありませんし、パッド自体もこのままで組めるようには作られています。
ですが、LEVEL4では一手間。
こちらが一手間加えたパッド。
違いが解り難いですかね?
新品のパッドはこのように角があります。
この角がある状態で組んで、走行中にブレーキを踏むと、ブレーキの「鳴き」と言われる現象が発生する「可能性」があります。
この鳴きはブレーキを踏む度に、
…….キィ。
と音が出るもので、一度なるとなかなか直らない事もある厄介な現象。
その為の対策として、
パッドの角を丸めてあげる事で、ブレーキの「アタリ」を出しやすくしているんです。
簡単に言うと、角をとってなじませているわけです。
あとは、各部にグリスを付けて組み上げれば完了です!!
さて、今まで何度もお話している事ですが、今回のブレーキパッドの交換も「点検」する事で限界に達する前に交換する事が出来ました。
ぱっと見では少し解り難いパッドの残量ではありますが、何かあってからでは遅い部品!!
車には、限界まで使える部品と、その前に交換した方が良い部品があります。
当店では、決して無理に交換を勧めるような事はありませんが、必要だと判断すればきちんとご説明した上で作業致します。
もちろん、最終的な判断はお客様自身ですけどね!!
本日はこれから所要がありますのでこの辺で。
それではまた!!