お世話になっております。
LEVEL4桑原です。
なんやかんやで、6月もあっという間に過ぎ7月が始まろうとしていますね。
今年もあと半年切ってます!!
思い返すとついこの間年が明けた様な気もするのですが、本当に時間て経つのが早いですね!!汗
とにかく、半分を過ぎた2015年、残りも気合を入れてガツガツやっていきますので、宜しくお願い致します!!
さて本日は、最早GM系フルサイズでは定番と言っても良いんじゃないでしょうか?
こちら。
タイトルにもあります、07アバランチ、EXマニホールドの…
こちら…。
エキマニのボルトが折れています。
本当に良く折れているんですよ。
折れたのではなく、折れている…。
アメリカ人が何かしようとして折れたんでしょうか?
それとも、日本に入って来てから折れたんでしょうが?
普通に乗っている分には、自然に折れると言う事はまずありませんから、過去にエキマニを外そうとして失敗したんですかね。
場所が場所なので、ボルト自体も錆びやすく、私もエキマニを取り外す時は多少時間が掛かっても慎重に作業しています。
今回折れたボルトは、
エキマニを外すと、若干ではありますがねじ山が出ていて、回す為の頭だけが折れた様な形ですので、まだマシです。
これがヘッドと面になるような折れ方をしていると一大事!!
本当に時間が掛かりますから、今回は不幸中の幸いと言ったところです。
ねじ山の部分が飛び出していれば、このように綺麗に折れたボルトを抜く事が可能です!!(腐食が酷過ぎると無理ですが)
綺麗に抜ければ、ねじ山は生きていますので、修正をかける必要もないです組み付けも楽です!!
折れたボルトを抜いたら、エキマニを組み付けて完成ですが、過去に何度も御紹介している通り、気体や液体が通る場所には必ずガスケット(シール・Oリング)が使われています。
ガスケットは原則再利用は出来ませんので、こちらを新しい物に交換して組み付けです。
こちらは古いガスケット。
薄い鉄のプレートが3枚重ねになっている物で、恐らく新車時に付いていた物でしょう。
個人的には、
「なんでこんなもんで排気漏れしないんだろう?」
なんて思ったりもします。
こちらが新しいもの。
やや厚みがあって、若干柔らかいので、エキマニとE/Gの間に挟んで、ボルトを締めこんでいけば、程良くつぶれて密着する事で隙間が無くなり、排気漏れを防ぎます。
新しいガスケットを組み付け、エキマニを慎重に組み付けて行けば、
作業完了です。
御紹介したのは、バンク1の折れたボルト1本ですが、反対側のバンク2も2本折れていましたので、合計3本のボルトを抜きとりました!!
それにしても、エスカレードにハマーH2、アバランチやタホなど、GM系フルサイズのエキマニボルト、本当に良く折れているのは何故なんでしょうか?
アメリカン・フルサイズSUVにお乗りの皆様は、一度御確認下さい。
このボルトが折れていると、後々必ず排気漏れを起こします。
排気漏れを放置しておくと、他の部分まで故障してしまう恐れがありますので、そうなる前に修理する事をお勧めします!!
それではまた!!